健康だ、節約だ、と偉そうに語っておきながら、
実はぼく、根っからのラーメンオタク──いや、ラヲタである。
脂?炭水化物?塩分?
「体に悪いに決まってるやろ!」と心の声がツッコミ入れてくる。
でも、そんな“理性の防波堤”をぶち抜いて、
月に2〜3回だけは全力で食欲を解放するチートデイを設けている。
昨日、その日がやってきた。
しかも行き先は、SNSで話題沸騰の「俺の生きる道 千葉店」。
健康志向のくせして、“話題の新店”には秒速で飛んでいく。
そして今回、己の課金力も解放した結果、
**「ラーメン一杯1750円」**という自己最高額を叩き出してきたので、そのすべてを正直に記す。
真夏のラーメン行列──バカと汗は止まらない
昨日の千葉は、とにかく暑かった。
天気予報は34度。開店時間の午前11時に少し遅れて到着すると、店内に空きがあるものの、6人ほどが並んでいる。
直射日光がジリジリ照りつけて、並んでいるだけでTシャツは背中までびしょ濡れ。
「このクソ暑い日に、わざわざラーメンの行列に並ぶ奴……俺やん!」
自分でもツッコミたくなるアホさ。
並んでいる間、脳内では「水分補給」「熱中症注意」と健康お師匠さまの声がリピートされている。
それでも「この日のために普段ストイックに過ごしてる」と自分に言い訳しつつ、
汗をぬぐいながら店前でひたすら順番を待つ。
店内システムの“罠”と課金祭り
やっと店内へ。
エアコンの涼しさに包まれた瞬間の幸福感たるや……。
でも汗はしばらく引かない。
すぐに目の前に現れるのは、
**「券売機」**だ。
ラーメン本体が1,100円。
迷わず「チャーシュー2枚(250円)」のボタンを押し、
チーズ(150円)、ニンニクマシ(100円)、味付けうずら5個(150円)も追加でポチポチ。
合計1,750円。
思わずレシートを二度見。
「ラーメン一杯にここまで課金する“バカ”、他におるか?」と
自分で自分を笑うしかない。
しかもこの店、トッピングの細かさが尋常じゃない。
野菜・ニンニク・アブラの量を券売機で指定できる。
いろんな項目を打ち終えた瞬間、
「今日もバカやなぁ…」って苦笑い。
それにしても、オーダーが複雑な分だけ券売機の前でみんな悩む。
外は炎天下、店内は涼しいのに、
オーダー完成まで外で並ぶ謎のシステムでさらに汗が噴き出す。
課金明細を振り返る──これがラーメン界の“贅沢税”

レシートとにらめっこしながら、
「チーズもニンニクもウズラも、
別になくてもいいのに、なぜ全部乗せてしまうのか」
自問自答が止まらない。
- ラーメン本体:1,100円
- チャーシュー2枚:250円
- チーズ:150円
- ニンニクマシマシ:100円
- 味付けうずら5個:150円
合計:1,750円(消費税込)
ちなみに麺量は300g(無料)。
お腹も財布もフルチャージ。
でもこの“贅沢税”こそが、チートデイのごほうびなのだ!
着丼の衝撃──二郎系ビジュアルの暴力

丼が着地した瞬間、
「これが1,750円の威力か……!」と
思わず見惚れる。
- てんこ盛りの野菜
- とろけるチーズが湯気でとろ〜り
- 分厚い豚が丼を覆い、肉塊感MAX
- 真っ白な刻みニンニクが山のようにトッピング
- ウズラの煮卵がゴロッと5つも転がっている
この“視覚暴力”だけでご飯一杯いけそう。
香りはジャンキーで、
背徳感すらエンタメに変わる。
「これが食べたいから頑張って生きてる」って本気で思う瞬間。
ぼくは遺伝的にタンパク質の吸収がイマイチとのことなので、まずはチャーシュー(というか、肉塊)から。端っこの方みたいで、完全にブロック!w よく味が染みてる! チーズのかかった野菜もくったりとしつつシャキシャキ感もあっておいしい! そして、太麺は絶妙にちぢれていて、スープとよく絡む! 麺をすすりながら、二つ目のチャーシューもいただく。これ、肉だけですでにお腹が膨らんでる!w ニンニクをスープに混ぜ込むと二郎系のジャンクな味に! 味付けうずらも味、食感ともに良い! 高いレベルでバランス取れてる!
本気の食材感謝──命のバトンを食らう
ラーメン一杯の裏側には、
野菜を作ってくれた農家さん、
豚を育ててくれた人、
厨房で朝から仕込んでくれたスタッフさん、
そのすべての手間ひまや“命”が詰まってる。

ぼくはチーズ一枚にも「ありがとう」と言いたい。
ニンニク一かけにも感謝する。
チートデイだけは、
「体に悪い」か「太る」かなんて気にせず、
“命のバトン”をまっすぐ受け取る日と決めてる。
汗だくの幸福感──ラーメンの魔力
食べ始めて数分。
エアコン効いた店内なのに、
体の芯から熱くなって全身汗だく。
額から首、背中、腕、どこもかしこもびっしょり。
スマホを出せば、指先がアブラでぬるぬる(笑)。
でも「今、この瞬間に生きてる!」って感じられる。
周りを見ると、
みんな同じように汗だくで、無言で丼に向かっている。
この空間ごと“幸福”やなぁ…
とひとりごちながら、またレンゲを口に運ぶ。
お師匠さまの教え──後悔ゼロの流儀
ぼくが尊敬する健康の師匠も、
「ごほうびのチートデイは本気で楽しめ」と背中を押してくれる。
後悔ゼロのコツは、「ルールを決めて全力で楽しむ」こと。
「また明日から節制すればいい」
「今日は好きなだけ、ありがとうを噛み締めて食べる」
それだけで、
翌日からの健康生活も続けられる。
罪悪感を感じない、これぞ“びり流・リアル課金日記”の極意。
なぜラーメンに課金するのか──バカの極みと至福
1,750円あれば、コンビニ弁当2食は余裕で買える。
カップ麺なら一週間分は確保できる。
それでも“この一杯”に全部突っ込んでしまう理由は──
「ラーメン一杯の中に、
命の重みと贅沢、
そして“また明日も頑張ろう”と思える元気が全部詰まってる」
からだ。
“バカだな”と自分でも思うけど、
この一杯に後悔はゼロ。
食材にも、作り手にも、
そして汗だくの自分自身にも
「ありがとう」と言いたい。
まとめ
ラーメンは“悪”じゃない。
健康オタクでも、たまにはバカみたいな贅沢したっていい。
チートデイに全力課金して、汗だくで食べ尽くした昨日の幸福は、
まぎれもなく**「命のごほうび」**でした。
また明日からは水と野菜の日々に戻る。
でも、あの1750円は、人生の最高の“投資”やと思ってる。
後悔? するわけないやろ!
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