どうも、つづらです。
今回お邪魔したのは、千葉市緑区古市場――少し前に新しいラーメン屋さんができたというウワサを聞きつけて、気になってた「マルニ味噌らーめん」。
このエリアはぼくの大好きな「旭郎山」さんや「かどや」さんも近くにあるので、“古市場ラーメン戦争”みたいなワクワク感すらある場所。実際、旭郎山さんには何度も足を運んでて、正直ラーメンに対してはちょっとだけうるさい自負もある。さて、新店・マルニ味噌らーめん――どんな体験になるのか、期待と少しの不安を抱きつつ、古市場へGO!
◆店構え・外観・ファーストインプレッション
まず外観。
木目ベースの落ち着いた雰囲気。以前は「とん太」というラーメン屋だった場所を、ガラッと改装したらしい。パッと見は新しさがあるけど、どこか老舗感も漂う安心感ある佇まい。入口横に小さな看板、グループらしい田所製麺のロゴも発見。「味噌の本気、見せてくれよ……」と心の中で思いながら、ドアを押す。
◆店内の空気・サービス
ドアを開けると、店内は木の香りがほんのり。客入りはそこそこ。
平日の昼間、席は7割くらい埋まってて、常連っぽい男性客から、カップル、作業服のグループまで幅広い層。
席につくと、すぐに店員さんが「いらっしゃいませ!」と爽やかに水を持ってきてくれた。グラスはガラス製で、しっかり冷たい。しかも氷がガランと入った水差しもテーブルに置いてある。ありがたや。
ちなみに注文は“呼び出しボタン”式。ラーメン屋でよくある券売機じゃなく、席でじっくりメニューを眺められるのはちょっと新鮮。落ち着いて決められるのは嬉しいポイント。
◆メニュー・迷い・オーダー
メニューはもちろん味噌推し。
定番の味噌ラーメンに、味噌チャーハン、味噌唐揚げ、サイドも全部味噌尽くし。味噌好きにはたまらん。
とはいえ、今回はまず王道を味わうべし――と、「マルニ鹿児島味噌らーめん」に味玉、コーン、超バターを追加。さて、お会計……「あれ、1760円!?!?」。いやいや、ラーメンにしてはなかなか攻めた値段やぞ……(旭郎山さんの“特製”でも1200円なのに…)。

◆実食!ラーメンのビジュアル・味・感想
ほどなくラーメン到着。
見るからに濃厚な味噌スープ、大きめカットのバター、山盛りのコーン。味玉がコロンと、チャーシューも鎮座。
……と、ここで小さな違和感。「あれ、全部ちょっと冷たい?」スープはアツアツだけど、コーンも味玉もチャーシューも、冷たい。せっかくの温ラーメン、やっぱり具材は温かいと嬉しいなぁ…と、ちょっと残念ポイント。
ただ――
スープ自体は抜群。甘みと辛みが絶妙にバランスした味噌。マイルドでコク深く、鹿児島味噌の良さがガツンと来る。麺は細めの縮れ。ツルツルっと気持ちよく啜れるし、スープとの絡みもばっちり。味噌のパンチがありながら、全体は優しい雰囲気。後味も重すぎず、スープまで飲み干したくなるレベル!
コーンは結構しっかり量が入っていて、甘さのアクセントになってる。超バターは予想以上に存在感。溶かしていくとスープがさらに濃厚に。味玉は…まぁ普通(笑)。冷たさ以外は及第点。チャーシューも厚くはないが、やっぱり温度だけが惜しい!

◆トータルの印象と「コスパ」という壁

味だけで言えば「おいしい!」
素直にそう思ったし、味噌ラーメン好きにはかなり推せる一杯。でも――どうしても頭をよぎるのが“値段”。
トッピングを3つ乗せただけで1760円…。
たしかに先日の「俺の生きる道」とか最近は2000円近い二郎系も多いけど、それでもここは旭郎山さんのコスパを考えると正直分が悪い。旭郎山さんだったら、同じ金額で“特製”にさらに2つくらいトッピングできちゃうから、満足感も全然違うんよ。
しかも、ボリュームや量的にも決して多いわけじゃなく「ラーメン1杯で満腹!」って感じにはならなかった。量・値段・満足度で言えば、旭郎山さんの圧勝。
◆まとめ:ラーメン好き的に“再訪”はあるのか?
総合的な感想としては、「おいしいし、味噌ラーメンの新星としては頑張ってる!」
でも、「古市場まで来たら、やっぱり旭郎山さんに行っちゃうよなぁ…」ってのが本音。
ラーメン自体のクオリティは十分高いし、店員さんの雰囲気もいい。だけど、やっぱり値段とトッピングの温度、この2つが気になってしまった。もし次に訪れるなら、別の味噌メニューやチャーハン、唐揚げなんかも試してみたいところ!
最後に。
千葉市緑区古市場エリアも、ラーメン激戦区。
「マルニ味噌らーめん」さんも今後の進化に期待しつつ、ぼくはまたラーメン探訪の旅に出ようと思います!
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